【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
そうなればスリーダイト帝国に来た途端に優しくなったことや、メイジーの好きなように島を行き来させていたのも合点がいく。
真珠が採れてメイジーが魔力を込めたら、スリーダイト帝国は儲かるということなのだろう。
だからこそドレスや快適な暮らしを与えたり、復讐を手伝って先に恩を売っておこうということなのかもしれない。
(返報性の原理を利用しようというのね。なかなかやるじゃない。さすが皇帝だわ)
ガブリエーレの気持ちに一切気がつくことがないメイジーは着々と勘違いを進めていた。
彼の気持ちに答えるためにメイジーもあることを口にする。
「わかったわ。その代わりわたしがあなたの役に立てばいいのよね!」
『は…………?』
ガブリエーレのメイジーを抱きしめていた力が緩む。
メイジーは顔を上げると、そこにはこれ以上なく驚いている彼の姿があった。
「だって最初に言いましたよね。俺の暇つぶしになれ、役に立てって。そういうことでしょう?」
『…………いや』
「わたしがスリーダイト帝国の役に立つ代わりに、あなたはわたしの生活の保証や復讐を手伝ってくれる……理解しましたわ」
『あー…………』
「今は貰ってばかりですが、わたしも役に立てるように頑張ります……!」