【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
それにメイジーは元々、スリーダイト帝国相手に真珠を使って大儲けしようと考えていた。
商売相手にもってこいではないだろうか。
当初は大儲けしようとしていたが、今回はガブリエーレの婚約者として互いに手を取ろうではないか。

(そしてお母さまの指輪を取り返してみせるわ! 真珠作りに自分磨き、やることはたくさんあるわ。それに魔法のことについても学ばないと……!)

メイジーが気合いを入れていると、何故かガブリエーレは苦い表情だ。
横にいたベルーガやマオ、イディネスが心配そうにしている。


「皇帝陛下、このままでいいのですか?」

「……お気持ちがまったく伝わっていませんよ?」


眉を寄せながら頭を押さえるガブリエーレ。
彼らの言葉の意味がいまいち理解できないでいるとガブリエーレはメイジーからそっと体を離した。


「わたし、もしかして思い違いを……?」

『いや……今はこれでいい』


ガブリエーレの返事に自分の考えが正しかったのだと安心するように息を吐き出した。


「……ですが」

「皇帝陛下、このままでは……!」


ベルーガとマオの心配を他所に、メイジーの心は燃え上がっていた。
メイジーはガブリエーレの気持ちがまったく理解できないまま、マオと共に今日も島に向かったのだった。
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