【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
(プレゼント……って何? 国……もしかしてシールカイズ王国のことを言っているの?)
ありえないと思いつつ、ガブリエーレなら本当にそうしてしまいそうだから恐ろしい。
しかしメイジーが問いかける前にジャシンスが噛み付くように叫ぶ。
「な、なんであなたにそんなことを言われないといけないのよ! ここはわたくしたちの王国よ!」
『……うるさい声だな。不愉快だ』
「~~っ、あんたは一体、誰なのよっ!」
皇后とジャシンスは叫ぶように言った。
『俺はスリーダイト帝国皇帝、ガブリエーレ・ド・スリーダイトだ』
婚約の申し込みしたからかジャシンスはガブリエーレの名前を覚えていたのだろう。
大国の新しい皇帝とは思わなかったのかガブリエーレの周りからはサッと人が避けていく。
ジャシンスも皇后も、それには言葉を失っている。
『お前たちには国民たちから嬲り殺されるのか、石を投げられながら処刑されるか選ばせてやる』
「「「「……ッ!?」」」」
メイジーは心の中で突っ込みを入れていた。
(出たわ。ガブリエーレの説明不足……!)
今でこそメイジーも慣れたが、ガブリエーレは遥か先の結果を口にするため、意味がわからないのだ。
まが彼の恐ろしさがわかっていないジャシンスたちは驚くべきことを口にする。