【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
ポローパーロと言いながら指差している先に見えるのは、大きな火にかけられた鍋とお湯。
その中身は何も入っておらず、水が煮たっている。
メイジーの隣にあるのは、立派な木の棒と蔦で作ったような荒縄。
まるで食材のように葉の上に乗せられているメイジー。
(もしかして……わたしを食べようとしていない?)
まさかそんなはずはないと思いつつ、グツグツと煮え立つ鍋とメイジーを交互に視線を送る人たち。
メイジーは逃げ道を模索するが、前も後ろも人でぎっしりと埋められている。
中にはよだれが垂れている人もいるではないか。
「わ、わたしは美味しくないですから……!」
「ポローパーロ、ポローパーロ!」
「イーエー、ポローパーロ」
石が木の先についた鈍器のような武器がメイジーの前へ。
明らかにメイジーを叩き潰すつもりではないだろうか。
メイジーは息を吸って大きく声を上げた。
「ノーッ! ポローパーロ! ノーノー! ダメダーメッ」
手を前に出して首を横に振りながらアピールした。
なんとか抵抗しようとするが、じりじりとこちらに近づいてくる人々。
振り上げられた石の武器。頭を守るように腕を前に出した時だった。
『……やめろ』
大きな男性の声が頭の中に響いた瞬間、周りの人たちの動きが止まった。
まるで時が止まったように誰も何も言葉を発しない。
『コイツは食いものじゃない……それにまだ聞きたいことがある』
その中身は何も入っておらず、水が煮たっている。
メイジーの隣にあるのは、立派な木の棒と蔦で作ったような荒縄。
まるで食材のように葉の上に乗せられているメイジー。
(もしかして……わたしを食べようとしていない?)
まさかそんなはずはないと思いつつ、グツグツと煮え立つ鍋とメイジーを交互に視線を送る人たち。
メイジーは逃げ道を模索するが、前も後ろも人でぎっしりと埋められている。
中にはよだれが垂れている人もいるではないか。
「わ、わたしは美味しくないですから……!」
「ポローパーロ、ポローパーロ!」
「イーエー、ポローパーロ」
石が木の先についた鈍器のような武器がメイジーの前へ。
明らかにメイジーを叩き潰すつもりではないだろうか。
メイジーは息を吸って大きく声を上げた。
「ノーッ! ポローパーロ! ノーノー! ダメダーメッ」
手を前に出して首を横に振りながらアピールした。
なんとか抵抗しようとするが、じりじりとこちらに近づいてくる人々。
振り上げられた石の武器。頭を守るように腕を前に出した時だった。
『……やめろ』
大きな男性の声が頭の中に響いた瞬間、周りの人たちの動きが止まった。
まるで時が止まったように誰も何も言葉を発しない。
『コイツは食いものじゃない……それにまだ聞きたいことがある』