【完結】島流しされた役立たず王女ですがサバイバルしている間に最強皇帝に溺愛されてました!
小さなジュエリー会社を立ち上げると、今までの積み重ねの成果なのか、たくさんの人たちが協力してくれた。
富裕層向けに自宅の訪問販売を始めて、今まで
最初は苦労したが、事業も軌道に乗り始めて念願の店舗を出せたという時だった。
父親と義母、姉と見知らぬ男が現れたのだ。


「ほう……さすが俺の娘だ。まずは共同経営者としてやっていこうじゃないか」

「さっさと金を出しなさい。今まで育ててやった恩を返すのよ!」

「……勝手なことを言わないでください!」


父親と義母の身勝手な発言に頭に血が昇る。
今更家族として振る舞う姿は吐き気すら覚えた。
姉と見知らぬ男はショーケースに入った宝石を自分のもののように触れ始めた。


「ふーん、なかなかいいじゃない。これを売ればまた元の生活に戻れるわ」

「今すぐに出て行ってください。警察を呼びますよ」

「何だその態度は! 家族に向かって……!」

「わたしの家族は母だけです。お引き取りください」

「あの女に似て気だけは強いこと。さっさとこの店を明け渡しなさいっ!」
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