月とスッポン ありのままは難しい
「《回廊の屋根は【とちぶき】と言われ長さ45cm、厚さ2.4cmのサワラの木板を並べて8.5cmずらして重ねてあり、4段ごとに銅板が入ってます。
この銅板の効果で屋根の四隅のせり上がったところと比べて腐食が全くなく非常に状態が良く、それは銅板から溶け出した銅イオンが木材をコーティングして腐巧を抑えていた効果だそうです。
科学的な根拠も無かった時代に当時の人の知恵に感動さえ覚えます》」
頭の上から講義が聞こえる。
「《文化財というものは損傷の激しい部分を差し替えながら、利用できるものはそのまま使い続けていくのだそうです。
地震で損傷した熊本城の天守がわずか3年で復旧できたのは、重要文化財ではなかったからで。
一方で重要文化財に指定されている櫓や石垣は倒壊した材料を再び組み合わせていくことつまり原状回復が求められるためかなりの年数がかかるそうです。
なので、10年もかかってしまうわけです》」
この銅板の効果で屋根の四隅のせり上がったところと比べて腐食が全くなく非常に状態が良く、それは銅板から溶け出した銅イオンが木材をコーティングして腐巧を抑えていた効果だそうです。
科学的な根拠も無かった時代に当時の人の知恵に感動さえ覚えます》」
頭の上から講義が聞こえる。
「《文化財というものは損傷の激しい部分を差し替えながら、利用できるものはそのまま使い続けていくのだそうです。
地震で損傷した熊本城の天守がわずか3年で復旧できたのは、重要文化財ではなかったからで。
一方で重要文化財に指定されている櫓や石垣は倒壊した材料を再び組み合わせていくことつまり原状回復が求められるためかなりの年数がかかるそうです。
なので、10年もかかってしまうわけです》」