口下手な海上自衛官は、一度手放した元許嫁に海より深い愛を捧ぐ
(おかしいな、とは、思っていた)
自室で目覚めたつぐみは、身支度を整えたあとにリビングに顔を出し、清広の姿が見当たらないことに気づく。
(寝坊、かな……?)
朝が苦手なつぐみは、いつも出社時間ぎりぎりに起床する。
清広を探している暇もなく軽い朝食を済ませた彼女は保育園に出勤し、何事もなかったかのように業務を済ませたのだが──。
勤務終了時間に迎えに来ると約束した彼は、姿を見せなかった。
「ただいま……」
つぐみは仕方なく一人で帰路につくが、部屋には電気がついておらず──人の気配がない。
(急に、呼び出されたのかな……?)
つぐみは不安でいっぱいな気持ちになりながらも、仕事に向かったのであれば自宅には必ず帰ってくるはずだと信じて、リビングで夜遅くまで保育園だよりをノートパソコンで作成し続ける。
だが、結局彼が姿を見せることはなかった。
(あれ? もう、朝だ……)
その日は作業を終えた直後にリビングで寝てしまったようだ。
変な体制で眠ったせいで痛む身体を押さえながら、登園した。
自室で目覚めたつぐみは、身支度を整えたあとにリビングに顔を出し、清広の姿が見当たらないことに気づく。
(寝坊、かな……?)
朝が苦手なつぐみは、いつも出社時間ぎりぎりに起床する。
清広を探している暇もなく軽い朝食を済ませた彼女は保育園に出勤し、何事もなかったかのように業務を済ませたのだが──。
勤務終了時間に迎えに来ると約束した彼は、姿を見せなかった。
「ただいま……」
つぐみは仕方なく一人で帰路につくが、部屋には電気がついておらず──人の気配がない。
(急に、呼び出されたのかな……?)
つぐみは不安でいっぱいな気持ちになりながらも、仕事に向かったのであれば自宅には必ず帰ってくるはずだと信じて、リビングで夜遅くまで保育園だよりをノートパソコンで作成し続ける。
だが、結局彼が姿を見せることはなかった。
(あれ? もう、朝だ……)
その日は作業を終えた直後にリビングで寝てしまったようだ。
変な体制で眠ったせいで痛む身体を押さえながら、登園した。