連理の枝と比翼の鳥 リアムとトビアス
「リアム、こちらはマンダレイ氏だ。お前に興味があると言ってくれている」
マンダレイ氏は中央のソファーに座って、目を細めるようにして僕を見た。
昨日よりも、顔色はいくらかましだし、着ているスーツも高級品だ。
髪もオールバックにして、きちんと整えられている。
「リアムは銃も扱えますし、護衛もできます。
それに女装しても違和感がないですから、いろいろお客様もお楽しみいただけると思います」
マネージャーは、さっそく売り込みにかかった。
「うるさいのは、苦手なのだが」
マンダレイ氏はポツンと言った。
「リアムは物静かですし、邪魔にならない奴です。大柄なオトコとは違いますしね」
マネージャーは、巨体をゆらしておかしそうに笑った。
マンダレイ氏は笑わなかった。
「君は、絵のモデルはできるかね」
マンダレイ氏は、静かに僕に問いかけた。
もちろん奴隷の僕に、NOはない。
「はい、できます」
「そうか、それならいい」
マンダレイ氏はうなずくと、マネージャーを横目で見た。
「いかがしますか?今日、お持ち帰りになりますか?」
マネージャーは、ホクホク顔でマンダレイ氏を見た。
「ああ、そうする。車をまわしてくれ」
マンダレイ氏が立ち上がった姿を見て、僕は思った。
このご主人様は、僕にどんなプレイを命じるのだろうか?
足かせが皮膚にすれて、不快な感じがする。
マンダレイ氏は中央のソファーに座って、目を細めるようにして僕を見た。
昨日よりも、顔色はいくらかましだし、着ているスーツも高級品だ。
髪もオールバックにして、きちんと整えられている。
「リアムは銃も扱えますし、護衛もできます。
それに女装しても違和感がないですから、いろいろお客様もお楽しみいただけると思います」
マネージャーは、さっそく売り込みにかかった。
「うるさいのは、苦手なのだが」
マンダレイ氏はポツンと言った。
「リアムは物静かですし、邪魔にならない奴です。大柄なオトコとは違いますしね」
マネージャーは、巨体をゆらしておかしそうに笑った。
マンダレイ氏は笑わなかった。
「君は、絵のモデルはできるかね」
マンダレイ氏は、静かに僕に問いかけた。
もちろん奴隷の僕に、NOはない。
「はい、できます」
「そうか、それならいい」
マンダレイ氏はうなずくと、マネージャーを横目で見た。
「いかがしますか?今日、お持ち帰りになりますか?」
マネージャーは、ホクホク顔でマンダレイ氏を見た。
「ああ、そうする。車をまわしてくれ」
マンダレイ氏が立ち上がった姿を見て、僕は思った。
このご主人様は、僕にどんなプレイを命じるのだろうか?
足かせが皮膚にすれて、不快な感じがする。