連理の枝と比翼の鳥 リアムとトビアス
そう言うと、バスケットの持ち手に手をかけたので、僕はあわててバスケットの上に覆いかぶさった。
「ああ、これは壊れ物なので、僕が運びます。段ボールのほうを台所までお願いします」
バスケットの中身は、サプライズの秘密兵器だ。
まだ、誰にも知られたくない。
僕は、バスケットを抱えて、揺らさないように車から降りた。
トビアス様がどんな反応をするか、楽しみで口角が上がってしまう。
食堂には真っ白なテーブルクロス、中央に黄色の薔薇とカスミソウのテーブルフラワー。
燭台も出して、ろうそくを飾った。
ワイングラスとカトラリー、ナプキンを準備すると、ブイヤベースをオーブンに入れて、サラダの仕込みにかかった。
時折、台所の隅に置いてあるバスケットのふたを開けて、中を確認して声をかけた。
「トビアス様が、気に入ってくれるといいけどね?」
その時にチャイムが鳴って、玄関ドアの鍵を開ける音が聞こえた。
僕はすっとんで、玄関に向かった。
「トビアス様、お帰りなさいませ」
彼は帽子を取り、顔を台所に向けた。
「ああ、ただいま。すごくいいにおいがするね」
「ああ、これは壊れ物なので、僕が運びます。段ボールのほうを台所までお願いします」
バスケットの中身は、サプライズの秘密兵器だ。
まだ、誰にも知られたくない。
僕は、バスケットを抱えて、揺らさないように車から降りた。
トビアス様がどんな反応をするか、楽しみで口角が上がってしまう。
食堂には真っ白なテーブルクロス、中央に黄色の薔薇とカスミソウのテーブルフラワー。
燭台も出して、ろうそくを飾った。
ワイングラスとカトラリー、ナプキンを準備すると、ブイヤベースをオーブンに入れて、サラダの仕込みにかかった。
時折、台所の隅に置いてあるバスケットのふたを開けて、中を確認して声をかけた。
「トビアス様が、気に入ってくれるといいけどね?」
その時にチャイムが鳴って、玄関ドアの鍵を開ける音が聞こえた。
僕はすっとんで、玄関に向かった。
「トビアス様、お帰りなさいませ」
彼は帽子を取り、顔を台所に向けた。
「ああ、ただいま。すごくいいにおいがするね」