もうすぐ30歳ですが、なにか?
エピローグ①
結婚式当日、遠くから柾哉先生のご両親が来てくれる。
早く用意して迎えに行かないといけない。
同棲を始めて廻りから見ても過保護な柾哉先生は、結婚式当日もぶれない。
外でも過保護だと思われてるけど、家の中は比べものにならない。
まず朝起きたら、朝御飯が出来ている。
「今日は先生もやることがあったでしょ!」
言ったら、思い出したように、写真を撮りだした。
『結婚式当日の朝の一枚』って…。
今日のために新郎自ら一眼レフのカメラを買ってきた。
「柾哉!」
思わず怒ったつもりが…、
「名前、呼び捨てって、今までベッドの中だけだったのに…。煽った環が悪い」
「??」
「このままソファーで、それとも、もう一度ベッドに戻る?」
なんて言いながら、お姫様抱っこで寝室に戻された。
どこで火が付くか分からない。
時間ぎりぎりになって朝食を食べ、シャワーを浴びに行ったけど、まだ言わないでおこう。
着いてこられたか困るから、『お腹の中に小さな命を授かりました』って。
早く用意して迎えに行かないといけない。
同棲を始めて廻りから見ても過保護な柾哉先生は、結婚式当日もぶれない。
外でも過保護だと思われてるけど、家の中は比べものにならない。
まず朝起きたら、朝御飯が出来ている。
「今日は先生もやることがあったでしょ!」
言ったら、思い出したように、写真を撮りだした。
『結婚式当日の朝の一枚』って…。
今日のために新郎自ら一眼レフのカメラを買ってきた。
「柾哉!」
思わず怒ったつもりが…、
「名前、呼び捨てって、今までベッドの中だけだったのに…。煽った環が悪い」
「??」
「このままソファーで、それとも、もう一度ベッドに戻る?」
なんて言いながら、お姫様抱っこで寝室に戻された。
どこで火が付くか分からない。
時間ぎりぎりになって朝食を食べ、シャワーを浴びに行ったけど、まだ言わないでおこう。
着いてこられたか困るから、『お腹の中に小さな命を授かりました』って。