あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
それがこの仕事を受ける条件だったと言う。
「思いっきり肩から谷間まで出してもらいたいから、肩紐は無くしたい。そっちの方がより君の魅力が引き立つ」
「でも…」
「君のマネージャーからは許可得てるよ。聞いてない?」
「……」
初耳だ。あのマネージャー、他の子も担当してて忙しいのは分かるけれどこういうことなら言っておいて欲しかった。
「前から思ってたんだ。白雪ちゃんは清純さを売りにするより少し妖艶さを晒した方がずっといいって」
「…正反対じゃないですか」
疑うように見れば、霜月さんがシリコンブラを手渡してくる。
「俺はいいと思うよ、清楚で儚げな雰囲気を利用して男を翻弄する悪女。そういうの大好き」
「霜月さんの好みの話をされても…」
「じゃあさ、こうしよう」
服のかかったラックに腕を乗せながら、霜月さんは愉しそうに言う。