あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
「着ました」
そう言えば宣言通りに背を向けていた霜月さんはこちらに向き直ると、上から下まで全身をジッと見て、笑った。
「うん、やっぱり違う」
「へ、」
言われた通りに着たはずなのに違うと言われて混乱する。
「えっと…何がですか?」
「悪くはないよ。けど、俺の白雪ちゃんのイメージと違う」
「はあ…なら、どうすれば…」
「下着、脱いでくれる?」
「……」
思わず声を失った。何を言ってるんだこの人は。
警戒心を最大限にまで上げて睨みながら体を手で隠して背を向ければ、霜月さんは声を上げて笑った。
「ごめん。言い方悪いね、脱ぐのは上の下着だけでいいよ」
「…そういう企画とは聞いてません」
「分かってるよ。だから代わりにこれつけて」
そうして差し出されたのはシリコンブラだった。
「今回は少し俺の要求を通させて貰ったんだ」