あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜



漣は目元を赤くしながら、伺うように視線を送ってくる。


「明日早いのに…こんな事されたら俺、止まらなくなるよ?」


私の腕を掴む手は少しだけ震えていて、理性で押し留めているようだった。確かに少し前の私なら翌朝に仕事を控えていれば拒否していたし、まして自分からこうする事もなかった。

けれど今はどうしても、漣に触れたくてたまらなかった。


「…結婚するんだから、いいでしょ」


なんの理由にもなっていない。けど漣にどうしても触れて欲しくなったからだなんて、恥ずかしくてとてもじゃないけど言えなかった。

そんな気持ちを察してくれたのか、漣はそれ以上追及することはなかった。その代わりに、恐ろしいほどに優しいキスをされた。

可愛らしい啄むようなキスから、撫でるように甘やかすキス。服越しに体をなぞる手つきすらも、労わるように優しい。


「白雪…ベッド行こうか」


出来るだけ体に負担はかけたくないと、そう言った。

漣は抱えるように私を抱き、再びキスをしながら寝室へと移動する。ベッドに下ろすと、するりとスカートの裾から手が入れられた。

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