あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
「…もっと言って」
「ん?」
優しい声がかけられ、耳から溶けそうになる。だというのに、まだ足りないと心が訴えていた。
「好きって…もっと言って欲しい」
「……なにそれ」
可愛すぎる。そう言って漣は指を埋めた。
「好きだよ。白雪」
「んっ…ぅ、あ、…漣っ」
仰け反った喉元に唇が落とされる。漣が好きだと言う度に頭の中が痺れ思考が鈍くなっていく。
びりびりと体を駆け巡る刺激にただ流されていると、漣が耳元で、囁く。
「可愛い俺の白雪…やっとここまで堕ちてくれた」
甘く、低く。
私を蹂躙するその響きに呑まれていく。
「…愛してる」
身体の芯まで侵す声で、私は達してしまった。
力が入らずただ漣の服を掴むしか出来ない私を、どこまでも優しい瞳が見つめていた。