あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
マネージャーの言葉に身が引き締まる。
そんな重要な役をもらえるなんて、なんて幸運なんだろう。とてもありがたいし、すごく嬉しい。
「因みに主人公…いや準主人公だな。妹役は如月美李亜だ。1番絡みが多くなるだろうから先に伝えとく」
「ああ…あのアイドルの…」
そして、萌葉が言っていた、霜月さんにお持ち帰りされたという女の子だ。
「……」
もやりとした心を振り払う。
考えるな。私には、関係ない。
「あと写真集の撮影だが、来月頭に最終決定だ」
「え?でも早くても中旬だって…」
「そのドラマのスケジュールもあって前倒しにする。主役も人気女優を起用するし話題になるだろうから、それに合わせて発売することにした」
「なるほど…」
「お前、それまでに体絞っとけよ。トレーナーには既に話通してあるから、少しでも気ィ緩んだら俺に筒抜けだからな」
「…はーい…」