あばかれ、奪われる〜セフレから始まる歪愛〜
ああ…これでまたしばらくササミとブロッコリー生活か…。カルボナーラの特盛が食べたかったなあ。
そんな事を考えながら、プライベート用のスマホが通知を知らせてきたのでメッセージを開く。差出人は霜月さん。
食事に行ったあの日以来、時折こうして気まぐれに連絡が来る。
[来月、楽しみにしてるね]
それだけの短い文章で、やはりスタイリストは彼に決まったのだと知る。
そんな予感はしてた。私の売れるきっかけを作ったのが彼だと知ってから、社長は霜月さんを信頼している。彼の女癖の悪さについては知らないのだろうか。
私はそのメッセージに返信を返す事なく、運転する車の中から外を眺めた。