この恋、温め直しますか? ~鉄仮面ドクターの愛は不器用で重い~
雑談を大の苦手とする高史郎が、絶対に気が合わないであろう同僚ドクターにデートプランを相談する。
その絵を想像しただけで環の顔はにやけてしまう。
「ふ、ふふっ」
こらえきれずに忍び笑いを漏らすと、彼はムスッとして眉根を寄せる。
「たった今、決意した。こういうのはもう二度としない」
これ以上笑ったら高史郎は怒って帰ってしまうかもしれない。
それはわかっているのに自然とこぼれる笑みを止めることがでない。
「ご、ごめんなさい。すごく……嬉しいです。嘘じゃないですよ」
拗ねる彼はギュッと抱き締めたくなるほどかわいくて、〝かわいい〟という感情は最上級の愛でもあるのだと初めて知る。
「次は私が考えてきますね。といっても、私もこういうの苦手分野ですけど」
「次があるのか?」
彼の瞳が驚いたように見開かれる。
高史郎はきっと自分以上に鈍いだろうから、いきなり告白するのではなく少しずつ匂わせておいたほうがいいかもしれない。
そう考えて勇気を出す。
「わ、私はあったらいいなと思ってます」
照れくさくて環はパッと顔を背けてしまう。
でもほんの一瞬、視界の端で彼の口元が緩むのを認識できた。
その絵を想像しただけで環の顔はにやけてしまう。
「ふ、ふふっ」
こらえきれずに忍び笑いを漏らすと、彼はムスッとして眉根を寄せる。
「たった今、決意した。こういうのはもう二度としない」
これ以上笑ったら高史郎は怒って帰ってしまうかもしれない。
それはわかっているのに自然とこぼれる笑みを止めることがでない。
「ご、ごめんなさい。すごく……嬉しいです。嘘じゃないですよ」
拗ねる彼はギュッと抱き締めたくなるほどかわいくて、〝かわいい〟という感情は最上級の愛でもあるのだと初めて知る。
「次は私が考えてきますね。といっても、私もこういうの苦手分野ですけど」
「次があるのか?」
彼の瞳が驚いたように見開かれる。
高史郎はきっと自分以上に鈍いだろうから、いきなり告白するのではなく少しずつ匂わせておいたほうがいいかもしれない。
そう考えて勇気を出す。
「わ、私はあったらいいなと思ってます」
照れくさくて環はパッと顔を背けてしまう。
でもほんの一瞬、視界の端で彼の口元が緩むのを認識できた。