この恋、温め直しますか? ~鉄仮面ドクターの愛は不器用で重い~
お手洗いを終えて高史郎のところへ戻る。
環の顔を見た瞬間、彼は心配そうに眉尻をさげた。
「顔色が悪いぞ。なにかあったのか?」
「あのですね、私……今すぐ要先生に謝罪しなければならないことが」
高史郎が夕食の席をカウンターから個室に変更してくれて、食事をしながら話をしようということになった。
木の温もりが感じられる落ち着いた内装の素敵な店だ。
茶室のようなにじり口から入る個室はふたりには十分な広さがあり、静かに話をするにはぴったりの雰囲気だった。
とにかく早く謝罪をしなければ、そう思った環は先付けが届くと同時に話し出す。
自分の盛大な勘違い、弁解のしようもない失態なのですべてを包み隠さずに告げる。
『不感症』というワードを口にのせるのはさすがに恥ずかしかったけれど。
「本当にごめんなさい」
高史郎はただただ驚いている様子だった。ゆっくりと言葉を選んで環の謝罪に返事をする。
「いや、それで君はあんなふうに怒っていたのか。俺はずっと連絡をできずにいたことを怒られているのだとばかり」
「連絡がないのも私にがっかりしたせいだって思い込んで、それで余計に……」
環の顔を見た瞬間、彼は心配そうに眉尻をさげた。
「顔色が悪いぞ。なにかあったのか?」
「あのですね、私……今すぐ要先生に謝罪しなければならないことが」
高史郎が夕食の席をカウンターから個室に変更してくれて、食事をしながら話をしようということになった。
木の温もりが感じられる落ち着いた内装の素敵な店だ。
茶室のようなにじり口から入る個室はふたりには十分な広さがあり、静かに話をするにはぴったりの雰囲気だった。
とにかく早く謝罪をしなければ、そう思った環は先付けが届くと同時に話し出す。
自分の盛大な勘違い、弁解のしようもない失態なのですべてを包み隠さずに告げる。
『不感症』というワードを口にのせるのはさすがに恥ずかしかったけれど。
「本当にごめんなさい」
高史郎はただただ驚いている様子だった。ゆっくりと言葉を選んで環の謝罪に返事をする。
「いや、それで君はあんなふうに怒っていたのか。俺はずっと連絡をできずにいたことを怒られているのだとばかり」
「連絡がないのも私にがっかりしたせいだって思い込んで、それで余計に……」