この恋、温め直しますか? ~鉄仮面ドクターの愛は不器用で重い~
高史郎の口からくぐもった声が漏れる。
その声を愛おしい、もっと聞いてみたいと感じた。
不思議なもので自分が積極的になるにつれて、恐怖は小さくなっていく。
愛し合うという行為をふたりでしているのだ、そう実感できるからかもしれない。
彼は一枚ずつ丁寧に環の服をはぎ取っていき下着姿にさせた。
それから、自分は一気にカットソーをたくしあげ頭から抜き取る。ほどよい筋肉のついた腹筋はうっすらと割れている。
好奇心にあらがえず環はそっと手を伸ばし彼の肌に触れた。
上質な革製品のようになめらかな質感だ。さわさわと手を動かしていると、高史郎はピクッと苦しげに眉根を寄せた。
「ご、ごめんなさい。変なことしちゃった」
「いや。君の手は心地いいが、よすぎるから少し困る」
弱ったように眉尻をさげて彼は続けた。
「俺も触れていいか?」
「はい」
アイスグレー色の下着ごしに彼の大きな手が環の乳房を包む。
丹念に優しく撫で回されると胸の中心がじんわりと熱を持ってとがってくる。
長い指先がブラを押しあげ、薄紅に色づく果実が露出する。
「綺麗だ」
言いながら彼は右の果実を爪弾き、左のそれを舌で転がす。
「う、んん……」
その声を愛おしい、もっと聞いてみたいと感じた。
不思議なもので自分が積極的になるにつれて、恐怖は小さくなっていく。
愛し合うという行為をふたりでしているのだ、そう実感できるからかもしれない。
彼は一枚ずつ丁寧に環の服をはぎ取っていき下着姿にさせた。
それから、自分は一気にカットソーをたくしあげ頭から抜き取る。ほどよい筋肉のついた腹筋はうっすらと割れている。
好奇心にあらがえず環はそっと手を伸ばし彼の肌に触れた。
上質な革製品のようになめらかな質感だ。さわさわと手を動かしていると、高史郎はピクッと苦しげに眉根を寄せた。
「ご、ごめんなさい。変なことしちゃった」
「いや。君の手は心地いいが、よすぎるから少し困る」
弱ったように眉尻をさげて彼は続けた。
「俺も触れていいか?」
「はい」
アイスグレー色の下着ごしに彼の大きな手が環の乳房を包む。
丹念に優しく撫で回されると胸の中心がじんわりと熱を持ってとがってくる。
長い指先がブラを押しあげ、薄紅に色づく果実が露出する。
「綺麗だ」
言いながら彼は右の果実を爪弾き、左のそれを舌で転がす。
「う、んん……」