イッケンヤ
あの時……という後悔はもう遅いのだ。

「あー、そっか、首吊るから目玉が落ちたんだね」と
首を吊った状態で話していた。


しばらくして、完全に意識がなくなった。






…「また肝試しに来た車がありますよ」


警察が路駐していた車の移動をしながら
一応竹やぶの中に入ってきたが
私達には気づかなかった。

まさに、「別世界」にいたから。




「ここだけは本当に来てはいけないからな」

「早く帰るぞ」などと警察の話し声を聞きながら
紐に吊るされていた。

アナタガイルセカイハ、
ホンモノデスカ?

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