琴葉の日記
何度もそんなはずないって打ち消してきたはずの言葉だったのに、私の中にすーっと入ってきた。
その瞬間は、ひたすらうれしかったなあ。
秀くんの気持ちが。
でも、『ホントは分かりやすく態度で表してきたつもりだったんだけど、琴ちゃんはニブいのか、ワザとなのか、全然気づいてくれなかったね……』って言われて。
アワワワ……って慌てちゃった( ˊᵕˋ ; )
こうやって真剣に話してくれたからこそ、私も正直に言わないと! って思った。
それがどんなに言いにくいことでも。
作業しながらっていうのがよかったと思う。
話しやすかった。
これがもし秀くんの正面に座って喋ることだけに集中してだったら、無理だったかもしれない。
秀くんは、私の話を黙って聞いてくれてた。
秀くんの気持ちはうれしいこと。
でも、秀くんの気持ちは受け取れないこと。