鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
さらに歩いていくと、広い花壇が見える位置に置かれたベンチに気づいた。
いつの間にか長く歩いていたのもあり、悠生さんと並んで座る。
彼は私との間に、人ひとり分の距離を空けてくれた。座ってから、そのくらいの距離ならなんとも思わないと安堵する。
「医官ではなく医師として家を継いでいたら、両親の言葉に従って政略結婚も受け入れていたかもしれない」
「政略結婚でもかまわないんですね」
「結婚にも恋愛にも興味がない。こういうところは両親に似たんだろう」
「そうなんですか?」
「あのふたりも政略結婚だ。お互いにメリットを感じて結婚し、俺と弟の康生を作った」
いつの間にか長く歩いていたのもあり、悠生さんと並んで座る。
彼は私との間に、人ひとり分の距離を空けてくれた。座ってから、そのくらいの距離ならなんとも思わないと安堵する。
「医官ではなく医師として家を継いでいたら、両親の言葉に従って政略結婚も受け入れていたかもしれない」
「政略結婚でもかまわないんですね」
「結婚にも恋愛にも興味がない。こういうところは両親に似たんだろう」
「そうなんですか?」
「あのふたりも政略結婚だ。お互いにメリットを感じて結婚し、俺と弟の康生を作った」