鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「やっぱりいいな、君のポジティブさは。……ありがとう」
悠生さんが口を閉ざすと、私も会話のとっかかりを見失ってしまった。
不思議と沈黙に焦りを感じなくて、風が吹き抜ける静かな時間を味わう。
遠くから子どもの笑い声が聞こえていた。花の甘い香りも、公園へ来た時に感じたものと変わらない。
だけどこのひと時は、私を少しだけ変えてくれた気がする。悠生さんについて、また理解を深められたからかもしれない。
やがて、悠生さんが立ち上がった。
「予定を変更してもいいか? 連れて行きたい場所がある」
「いいですね。予定通りにいかないのは外出の醍醐味だと思います」
悠生さんが口を閉ざすと、私も会話のとっかかりを見失ってしまった。
不思議と沈黙に焦りを感じなくて、風が吹き抜ける静かな時間を味わう。
遠くから子どもの笑い声が聞こえていた。花の甘い香りも、公園へ来た時に感じたものと変わらない。
だけどこのひと時は、私を少しだけ変えてくれた気がする。悠生さんについて、また理解を深められたからかもしれない。
やがて、悠生さんが立ち上がった。
「予定を変更してもいいか? 連れて行きたい場所がある」
「いいですね。予定通りにいかないのは外出の醍醐味だと思います」