鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
一挙一動を目で追っていると、普段自衛官として保っている冷静さが消えそうになった。
律がなにかに目を奪われるたびに、そのなにかに対して落ち着かない気持ちになったことは言えない。
つらい経験を多くしてきただろうに、それでも前を向く彼女が眩しかった。
いつの間にか厳しい環境に慣れて凍り付いていた俺の心を溶かすようで、ひと言ひと言が胸に沁みた。
だから俺は、彼女に弱みを見せてしまったのだと思う。
そしてその瞬間、自分が受け止めてくれる存在を探していたのかもしれないとも思った。
律がなにかに目を奪われるたびに、そのなにかに対して落ち着かない気持ちになったことは言えない。
つらい経験を多くしてきただろうに、それでも前を向く彼女が眩しかった。
いつの間にか厳しい環境に慣れて凍り付いていた俺の心を溶かすようで、ひと言ひと言が胸に沁みた。
だから俺は、彼女に弱みを見せてしまったのだと思う。
そしてその瞬間、自分が受け止めてくれる存在を探していたのかもしれないとも思った。