鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「だから今は一般企業に勤めているんです」
男性が少ないとみて女性用化粧品メーカーに転職し、事情を説明したうえで事務に配属してもらった。今の職場は男性もいるが、接触が少ないおかげでなんとかやれている。
「そうだったのか。……知らなかった」
「そんな顔をしないでください。すみません、変な話をしてしまって」
「いや、話を振ったのは俺だろう。嫌なことを思い出させてすまない」
なにも悪くないのに申し訳なさそうに言う姿が、私を助けてくれた時の姿と重なる。あの時も彼は私に『すまなかった』と言ったのだ。
男性が少ないとみて女性用化粧品メーカーに転職し、事情を説明したうえで事務に配属してもらった。今の職場は男性もいるが、接触が少ないおかげでなんとかやれている。
「そうだったのか。……知らなかった」
「そんな顔をしないでください。すみません、変な話をしてしまって」
「いや、話を振ったのは俺だろう。嫌なことを思い出させてすまない」
なにも悪くないのに申し訳なさそうに言う姿が、私を助けてくれた時の姿と重なる。あの時も彼は私に『すまなかった』と言ったのだ。