鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「……もし、あの場で倒れていたのが男性だったら、あんなふうにはできなかったかもしれないと思うと怖いです」
自分の手を見つめ、唇を噛む。
「あの日、羽白さんが助けてくれたのにまだ怖いんです。男性が近づいただけで緊張してしまって、身体が動かなくなったり、ひどい時には頭も真っ白になったり……」
襲われたことも、トラウマができたことも両親には話せていない。心配をかけたくなかったからだが、その代わり私は自分の気持ちをさらけ出す場所を失った。
こんな話、せっかく会えた人に言うべきじゃない。わかっているのに、なぜだか止まらなくなる。
「……救急車が到着した時もそうでした」
自分の手を見つめ、唇を噛む。
「あの日、羽白さんが助けてくれたのにまだ怖いんです。男性が近づいただけで緊張してしまって、身体が動かなくなったり、ひどい時には頭も真っ白になったり……」
襲われたことも、トラウマができたことも両親には話せていない。心配をかけたくなかったからだが、その代わり私は自分の気持ちをさらけ出す場所を失った。
こんな話、せっかく会えた人に言うべきじゃない。わかっているのに、なぜだか止まらなくなる。
「……救急車が到着した時もそうでした」