鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
「恋愛……興味なかったんですよね。そんな悠生さんにキスしてもらえるのは、私だけだって……自慢したいです」

「君は俺の理性を揺さぶるのが上手だな」

 壊れ物を扱うようにそっと服を脱がされていく。

「男に慣れるための特訓をしている時もそうだった。だめだとわかっているのに、君を意識して仕方がなかったんだ」

「知らなかったです……」

「よかった。……俺も触れたいと思っていたことを知られたくなかったから」

 悠生さんの前にすべてをさらけ出すと、恥ずかしくてたまらなくなった。だけど今は、顔を隠せばいいのか、身体を隠せばいいのかわからない。

 悩んでいる間に、悠生さんのキスが落ちた。

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