鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
 自分の弱い場所を暴かれているような気になって、逃げだしたくなった。

 ぎゅ、と目を閉じて悠生さんのついばむようなキスを受け入れていると、不意に鎖骨にぴりりとした痛みが走った。

 驚いて目を開けると、なにやら悠生さんが満足げにしている。

「痕をつけてみた。こっちにもつけていいか?」

「み、見えちゃいます」

「見せつけたい。君がここまで許す男は俺だけなんだと自慢したいから」

「あっ……」

 止める間もなく、胸もとにもう少し近づいた場所を軽く吸われた。

 先ほども感じた小さな痛みは、今やぞくぞくする刺激に変わっている。

「自慢したいの……私も、です」

「ん?」

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