鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
そうつぶやいてから、悠生さんは私に目を向けた。
「亜香里となにかあったのか?」
その質問が私の胸に深く響く。言葉を呑み込むように、しばらく黙っていた。
たしかに嫌な思いはしているけれど、彼女は彼の友人だ。今回は彼女が自分からおかしな嘘をついていると悠生さんに伝えた形になるが、だからといって告げ口するような真似をしていいものか。
「この連絡がなくても俺が信じるのは君だ。もし俺の知らないところでなにかあったのなら教えてくれ。……亜香里が君を傷つけているのだとしたら、許すつもりはない」
悠生さんの優しさに涙が込み上げそうになった。
「亜香里となにかあったのか?」
その質問が私の胸に深く響く。言葉を呑み込むように、しばらく黙っていた。
たしかに嫌な思いはしているけれど、彼女は彼の友人だ。今回は彼女が自分からおかしな嘘をついていると悠生さんに伝えた形になるが、だからといって告げ口するような真似をしていいものか。
「この連絡がなくても俺が信じるのは君だ。もし俺の知らないところでなにかあったのなら教えてくれ。……亜香里が君を傷つけているのだとしたら、許すつもりはない」
悠生さんの優しさに涙が込み上げそうになった。