鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
私がボランティアスタッフに参加すると言った時も、会社の人たちは快く送り出してくれた。
むしろ自分たちにはできないからと背中を押してくれたくらいだ。
話が大きくなって、社長からも「頑張ってほしい」と直々に連絡をもらった時は震えあがったけれど。
「私、誰かを救うためにもう一度白衣を着たいと思ったんです。ボランティアで自分にできることがあるって改めて思ったのも大きかったですし、なにより悠生さんと同じ世界で戦い続けたいから」
「……そうか」
悠生さんはつぶやくように言うと、私の頭を優しく撫でた。
「だったら俺は、君を守るために制服を着続けよう」
私たちの戦う場所は、重ならないかもしれない。だけど救った命は必ずどこかで繋がっている。
いずれ私たちの間にも新しい命を紡げたらいいなと、願いを込めて悠生さんにキスを贈る。
そのキスが、私たちの幸せの証明だった。
むしろ自分たちにはできないからと背中を押してくれたくらいだ。
話が大きくなって、社長からも「頑張ってほしい」と直々に連絡をもらった時は震えあがったけれど。
「私、誰かを救うためにもう一度白衣を着たいと思ったんです。ボランティアで自分にできることがあるって改めて思ったのも大きかったですし、なにより悠生さんと同じ世界で戦い続けたいから」
「……そうか」
悠生さんはつぶやくように言うと、私の頭を優しく撫でた。
「だったら俺は、君を守るために制服を着続けよう」
私たちの戦う場所は、重ならないかもしれない。だけど救った命は必ずどこかで繋がっている。
いずれ私たちの間にも新しい命を紡げたらいいなと、願いを込めて悠生さんにキスを贈る。
そのキスが、私たちの幸せの証明だった。


