憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「それでいくのか」
「そうですけど?」
今日の私は量販店のきれいめカットソーとスキニージーンズ、会社と同じく髪を高めの位置でひとつ結びだが、なにか問題でも?
もう日常になりつつある、ふたりでの後片付けが終わり、手を拭きながら課長ななにやら悩んでいる。
「あーうー、あーっ!」
なんかわからないが課長はせっかくセットしてある髪が乱れるとか気にせず、掻き混ぜて悶えている。
「座れ!」
「あっ、はい」
力一杯命じられ、反射的にテーブルの前に座っていた。
「ちょっと待ってろ」
課長が寝室へ消えていく。
少しして彼はボックスを三つばかり抱えて戻ってきた。
テーブルの上に広げられたそれは、メイクボックスのようだ。
ただし、私なんかと違い、滅茶苦茶いろいろそろっている。
「俺がメイク、やり直す」
「えーっ」
それにはつい、不満が漏れる。
私だって一応は化粧品会社の社員なわけだし、社内のメイク研修にはときどき顔を出している。
なのにやり直すとは不本意だ。
「黙れ。
気に入らないんだよ、そのメイク」
「そうですけど?」
今日の私は量販店のきれいめカットソーとスキニージーンズ、会社と同じく髪を高めの位置でひとつ結びだが、なにか問題でも?
もう日常になりつつある、ふたりでの後片付けが終わり、手を拭きながら課長ななにやら悩んでいる。
「あーうー、あーっ!」
なんかわからないが課長はせっかくセットしてある髪が乱れるとか気にせず、掻き混ぜて悶えている。
「座れ!」
「あっ、はい」
力一杯命じられ、反射的にテーブルの前に座っていた。
「ちょっと待ってろ」
課長が寝室へ消えていく。
少しして彼はボックスを三つばかり抱えて戻ってきた。
テーブルの上に広げられたそれは、メイクボックスのようだ。
ただし、私なんかと違い、滅茶苦茶いろいろそろっている。
「俺がメイク、やり直す」
「えーっ」
それにはつい、不満が漏れる。
私だって一応は化粧品会社の社員なわけだし、社内のメイク研修にはときどき顔を出している。
なのにやり直すとは不本意だ。
「黙れ。
気に入らないんだよ、そのメイク」