憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
こんな場面に会うなんて、運が悪い。
せっかくの爽やかな朝が台無しだ。
「あ」
ドアを閉めようとしていた宇佐神課長と目があった。
「おはよう。
朝からジョギングか?」
仕事中と同じく滅茶苦茶爽やかに彼は挨拶してきたが、もう私は彼の爛れた私生活を知っているのだ。
なのにいまだにそんな演技をしてくる彼に、イラッとした。
「宇佐神課長は昨晩も、お盛んだったみたいですけどね」
嫌みっぽいなと自分でも思う。
しかし憧れの人の最低な姿を目の当たりにさせられ、失望や怒りが溜まっていた。
「どういう意味だ?」
部屋から出てきた彼が私の前に立つ。
私よりも頭一・五個分ほど背の高い彼に見下ろされ、さらにその黒メタル眼鏡との相乗効果で半端ない威圧感にたじろいだ。
「ど、どうって。
いつもいつも違う女性を部屋に連れ込んで……」
少しでも距離を取ろうと後退するが、すぐにドアにぶち当たる。
どうして逃げられるように開けておかなかったんだと後悔したところで遅い。
「ああん?
別に誰にも迷惑かけてないからいいだろ」
追い詰められた私に逃げ場はない。
せっかくの爽やかな朝が台無しだ。
「あ」
ドアを閉めようとしていた宇佐神課長と目があった。
「おはよう。
朝からジョギングか?」
仕事中と同じく滅茶苦茶爽やかに彼は挨拶してきたが、もう私は彼の爛れた私生活を知っているのだ。
なのにいまだにそんな演技をしてくる彼に、イラッとした。
「宇佐神課長は昨晩も、お盛んだったみたいですけどね」
嫌みっぽいなと自分でも思う。
しかし憧れの人の最低な姿を目の当たりにさせられ、失望や怒りが溜まっていた。
「どういう意味だ?」
部屋から出てきた彼が私の前に立つ。
私よりも頭一・五個分ほど背の高い彼に見下ろされ、さらにその黒メタル眼鏡との相乗効果で半端ない威圧感にたじろいだ。
「ど、どうって。
いつもいつも違う女性を部屋に連れ込んで……」
少しでも距離を取ろうと後退するが、すぐにドアにぶち当たる。
どうして逃げられるように開けておかなかったんだと後悔したところで遅い。
「ああん?
別に誰にも迷惑かけてないからいいだろ」
追い詰められた私に逃げ場はない。