憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「うっ」
それはまったく考えていなかった。
今日明日はいいが、明後日の月曜日には会社で顔をあわせなければならない。
「……ずる休み、する」
私の答えを聞き、兄は呆れるように大きなため息をついた。
「ずっとはできないだろ。
それともこのまま、仕事辞めるのか?」
「うっ」
兄の指摘はいちいちもっともすぎて、返す言葉がない。
「とりあえずこの週末でゆっくり自分の気持ちを整理しろ。
それで、アイツにちゃんと自分の気持ちを伝えろ。
じゃないとアイツが可哀想だ」
それはあんなに、龍志を敵視していた兄とは思えない言葉だったけれど。
「まあ、どんな理由にしろ、こんなにナナを悩ませるアイツを俺は、許さないけどな」
低い声で笑う兄はやはり、いつもどおりシスコンだった。
私がリラックスして考えられるようにと兄は温かい飲み物を淹れてくれ、ヒーリング音楽をかけてくれた。
「寝室にいるからなんかあったら声をかけてくれ」
「ありがとう、お兄ちゃん」
さらに私をひとりにしてくれる。
本当に感謝しかない。
「私が龍志を好き……?」
それはまったく考えていなかった。
今日明日はいいが、明後日の月曜日には会社で顔をあわせなければならない。
「……ずる休み、する」
私の答えを聞き、兄は呆れるように大きなため息をついた。
「ずっとはできないだろ。
それともこのまま、仕事辞めるのか?」
「うっ」
兄の指摘はいちいちもっともすぎて、返す言葉がない。
「とりあえずこの週末でゆっくり自分の気持ちを整理しろ。
それで、アイツにちゃんと自分の気持ちを伝えろ。
じゃないとアイツが可哀想だ」
それはあんなに、龍志を敵視していた兄とは思えない言葉だったけれど。
「まあ、どんな理由にしろ、こんなにナナを悩ませるアイツを俺は、許さないけどな」
低い声で笑う兄はやはり、いつもどおりシスコンだった。
私がリラックスして考えられるようにと兄は温かい飲み物を淹れてくれ、ヒーリング音楽をかけてくれた。
「寝室にいるからなんかあったら声をかけてくれ」
「ありがとう、お兄ちゃん」
さらに私をひとりにしてくれる。
本当に感謝しかない。
「私が龍志を好き……?」