憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
クッションを抱いてソファーにごろんと横になる。
頼りがいのある上司の彼に確かに好意は抱いていた。
けれどそれは恋愛感情ではなく憧れとか人としての魅力に惹かれていただけのはずだ。
……でも、プライベートを知って、手の届かない存在だった彼が身近になった。
ストーカーから助けてくれた彼にときめいた。
けれどあれは、危機的状況からの吊り橋効果だったはず、で。
毎日、食べさせてくれるごはんは美味しくて、ずっとこうやってふたりで食べていたいと思った。
いや、あれはただ単に私が食いしん坊だからだ。
素の顔で笑う龍志がいいなと思っていた。
俺様のくせになんだかんだ言いながら私を気遣ってくれるのが嬉しかった。
否定してもいくつも、龍志してもらって嬉しかったことばかりが出てくる。
……ああ。
いつの間にか私の中は、こんなにも龍志でいっぱいになっていた。
「……龍志が、好き」
呟いてみたら、恥ずかしくてくすぐったいような、それでいて幸せで嬉しいような気持ちになった。
龍志が好きだから、他の女性と親しげな彼を見て嫌な気持ちになった。
龍志が好きだから嫌われるのが怖かった。
頼りがいのある上司の彼に確かに好意は抱いていた。
けれどそれは恋愛感情ではなく憧れとか人としての魅力に惹かれていただけのはずだ。
……でも、プライベートを知って、手の届かない存在だった彼が身近になった。
ストーカーから助けてくれた彼にときめいた。
けれどあれは、危機的状況からの吊り橋効果だったはず、で。
毎日、食べさせてくれるごはんは美味しくて、ずっとこうやってふたりで食べていたいと思った。
いや、あれはただ単に私が食いしん坊だからだ。
素の顔で笑う龍志がいいなと思っていた。
俺様のくせになんだかんだ言いながら私を気遣ってくれるのが嬉しかった。
否定してもいくつも、龍志してもらって嬉しかったことばかりが出てくる。
……ああ。
いつの間にか私の中は、こんなにも龍志でいっぱいになっていた。
「……龍志が、好き」
呟いてみたら、恥ずかしくてくすぐったいような、それでいて幸せで嬉しいような気持ちになった。
龍志が好きだから、他の女性と親しげな彼を見て嫌な気持ちになった。
龍志が好きだから嫌われるのが怖かった。