憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
神妙に部長が頷く。
部長ならまだしも、専務からのお呼びとはかなり大事になっているようだ。
というか誰だ、専務の耳に入れたのは。
もう内々で処理なんて無理じゃないか。
専務室で重厚な机を挟んで専務の前に小山田部長、龍志に私と三人並ぶ。
「これはどういうことだね」
カバーのスタンド機能を使ってタブレットを立て、専務が私たちへと向ける。
『なんか、評判の割にイマイチ、っていうか』
すぐにCOCOKAさんの声が聞こえてきて、先ほど観たばかりの動画が流された。
部長はしきりに額を拭っていたが、私はもう二度目なので比較的落ち着いて観られた。
「我が社の看板商品が批判されている。
いや、批判自体は別に問題ではない、ありがたいお客様のご意見だ。
問題なのは彼女が、我が社と新商品のプロモーション契約を結んでいるということだ」
怒鳴るでもない、冷静な専務の声は反ってそれだけ彼が腹の底から怒っているのだと感じさせ、内心ぶるりと震え上がる。
「そ、それはその、あの」
部長の口からは意味のある言葉が出てこない。
部長ならまだしも、専務からのお呼びとはかなり大事になっているようだ。
というか誰だ、専務の耳に入れたのは。
もう内々で処理なんて無理じゃないか。
専務室で重厚な机を挟んで専務の前に小山田部長、龍志に私と三人並ぶ。
「これはどういうことだね」
カバーのスタンド機能を使ってタブレットを立て、専務が私たちへと向ける。
『なんか、評判の割にイマイチ、っていうか』
すぐにCOCOKAさんの声が聞こえてきて、先ほど観たばかりの動画が流された。
部長はしきりに額を拭っていたが、私はもう二度目なので比較的落ち着いて観られた。
「我が社の看板商品が批判されている。
いや、批判自体は別に問題ではない、ありがたいお客様のご意見だ。
問題なのは彼女が、我が社と新商品のプロモーション契約を結んでいるということだ」
怒鳴るでもない、冷静な専務の声は反ってそれだけ彼が腹の底から怒っているのだと感じさせ、内心ぶるりと震え上がる。
「そ、それはその、あの」
部長の口からは意味のある言葉が出てこない。