憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「うどんが食べたいです、うどんが!
福岡で二十四時間営業しているチェーンがこちらにお店を出してですね。
どうですか」

「いいぞ。
七星お気に入りの肉ごぼうとかしわおにぎりだったか?」

にやりと右の口端を持ち上げ、得意げに龍志が笑う。

「ですです。
よく覚えてましたね」

「七星のことはどんな小さなことも覚えてる」

それだけ彼に想われているのだと嬉しくなった。
早く、私の気持ちを伝えたい。
そのとき龍志は、どんな反応をするのだろう?
喜んでくれるのかな。
想像してわくわくしていたのだけれど――。
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