憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
一日お前についているなんて無理に決まってるだろ」
「だから!
なんで龍志が雑用係なんてしてるの!?
龍志は将来……」
「ルナ」
俺から強い声を出され、彼女が口を噤む。
「俺はもうあの家を出た。
家とは関係ないし、お前とも結婚しない」
はっきりと、強い意志を持って彼女に言い切る。
「でも、おじさまは諦めてないわ。
まだ私との婚約は撤回されてないし、それどころか近々、龍志を呼び戻すから結納の日はいつにしようかって聞かれたわ」
それを聞いてどす黒い感情が胸の中でぐるぐると渦巻き、苦いものが口の中に広がった。
父はいまだに、俺は自分の所有物だと思っているのか。
まだそんな話が俺の耳に届いていないのはきっと、兄が押しとどめてくれているのだろう。
「……とにかく。
親父がなんと言おうと俺はお前と結婚する気も、家に戻る気もない」
「でも、おじさまは絶対、許してくれないわ」
「この話はこれで終わりだ。
お前もプロなら騒ぎなど起こさず、ちゃんと仕事をしろ」
食い下がってくるルナを、怒りを込めた目で睨みつける。
「……わかった」
「だから!
なんで龍志が雑用係なんてしてるの!?
龍志は将来……」
「ルナ」
俺から強い声を出され、彼女が口を噤む。
「俺はもうあの家を出た。
家とは関係ないし、お前とも結婚しない」
はっきりと、強い意志を持って彼女に言い切る。
「でも、おじさまは諦めてないわ。
まだ私との婚約は撤回されてないし、それどころか近々、龍志を呼び戻すから結納の日はいつにしようかって聞かれたわ」
それを聞いてどす黒い感情が胸の中でぐるぐると渦巻き、苦いものが口の中に広がった。
父はいまだに、俺は自分の所有物だと思っているのか。
まだそんな話が俺の耳に届いていないのはきっと、兄が押しとどめてくれているのだろう。
「……とにかく。
親父がなんと言おうと俺はお前と結婚する気も、家に戻る気もない」
「でも、おじさまは絶対、許してくれないわ」
「この話はこれで終わりだ。
お前もプロなら騒ぎなど起こさず、ちゃんと仕事をしろ」
食い下がってくるルナを、怒りを込めた目で睨みつける。
「……わかった」