憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
にんじんとタマネギがメインだが、一緒に入っている桜エビがアクセントになっていて美味しい。

「ほんと七星は、美味しそうな顔して食べるなー」

眩しそうに眼鏡の向こうで目を細めて龍志から見られ、頬が熱くなった。

「龍志もお寿司、食べてくださいよ。
ひとりじゃ食べきれませんし」

「おう、もらうわ」

すぐに彼のお箸がパックに伸びる。

「ここの寿司、うまいよな」

「はい。
もう他のスーパーのパック寿司には戻れそうにありません」

ここのスーパーの、サーモンのお寿司は脂がのっていて霜降りなのだ。
これを知ってもう、ペタッとオレンジ色のあのサーモンなど味気なくなってしまった。

「今度、うまい寿司を食べに連れていってやりたいが、七星は食べられるものが限られてるもんな……」

悩ましげに龍志がため息をつく。

「白身は大丈夫ですよ。
回るお寿司のエンガワは好きですし、限定で出るノドグロとかキンメも美味しくいただいてます」

「だったら大丈夫かな。
今度、なじみの寿司屋に連れていってやるわ」

にぱっと彼が人なつっこく笑う。
その笑顔はとても眩しくて、つい目を細めていた。

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