憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
一緒にいられるあいだは、できるだけ笑っていよう。
私が彼を全力で幸せにするんだ。
そうしたら気持ちが変わって事情も変わるかもしれない。
それでもやはり離れなければならなくなっても一生、忘れられない存在になって彼の心に住み続けたい。

「龍志」

「ん?」

「愛しています」

彼の背中を包み込むように抱き、その肩に頭を預ける。

「俺も七星を愛してる」

龍志のどきどきと速い心臓の鼓動が私に伝わる。
きっと同じように速い私の鼓動も彼に伝わっている。
ずっとこの幸せな時間が続けばいいと、願った。





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