憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「なー、こういう服はどうなんだ?」
龍志が指した店頭には、チェックのスカートにマスタードのニットをあわせたマネキンが飾ってあった。
「あー……。
嫌いではないですけど、たぶん似合わないので……」
こういうキレイめで可愛い格好に憧れがないかといえば嘘になる。
でも、姐御なんてあだ名でサバサバしている私のイメージからは遠いと、避けていた。
「嫌いではないんだな?」
「はい、そうですが?」
確認されて首が斜めに傾く。
「じゃあ、たぶんで似合わないとか決めないで、一度着てみろ」
「えっ、あっ」
有無を言わさず彼は、私の手を掴んで店内に入っていった。
戸惑う私を無視してマネキンが着ているのと同じセットで私のサイズを選び出し、試着室へ押し込める。
「いいから、ほら」
私の意見など聞かず、彼はシャッと勢いよくカーテンを閉めた。
「……どうせ、似合わないし」
半ば、諦めの境地で着替える。
もう結果はわかっているので、鏡など見ずにカーテンを開けた。
「……どう、ですか」
「なんだ、似合ってるじゃないか」
満足げに彼が頷く。
これのどこが似合っているのだろう?
龍志が指した店頭には、チェックのスカートにマスタードのニットをあわせたマネキンが飾ってあった。
「あー……。
嫌いではないですけど、たぶん似合わないので……」
こういうキレイめで可愛い格好に憧れがないかといえば嘘になる。
でも、姐御なんてあだ名でサバサバしている私のイメージからは遠いと、避けていた。
「嫌いではないんだな?」
「はい、そうですが?」
確認されて首が斜めに傾く。
「じゃあ、たぶんで似合わないとか決めないで、一度着てみろ」
「えっ、あっ」
有無を言わさず彼は、私の手を掴んで店内に入っていった。
戸惑う私を無視してマネキンが着ているのと同じセットで私のサイズを選び出し、試着室へ押し込める。
「いいから、ほら」
私の意見など聞かず、彼はシャッと勢いよくカーテンを閉めた。
「……どうせ、似合わないし」
半ば、諦めの境地で着替える。
もう結果はわかっているので、鏡など見ずにカーテンを開けた。
「……どう、ですか」
「なんだ、似合ってるじゃないか」
満足げに彼が頷く。
これのどこが似合っているのだろう?