憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
そこには龍志からもらった指環が嵌まっていた。
「先輩だけなら確証が持てないですが、宇佐神課長もおそろいの指環、してたので」
「うっ」
そうだった、龍志も昨日買った指環をして出勤しているんだった。
そりゃ、前から私と彼が付き合っているとみんな知っていて、イベントであんな騒ぎまであれば結婚したんじゃないかと疑われても仕方ない。
「あー、……結婚は、してない」
「どういうことですか」
書類を抱いたまま、由姫ちゃんが顔を近づけてくるのでつい、背中が仰け反った。
「いろいろ事情があっ、て」
どうにか笑って誤魔化そうとするが彼女は真剣な表情で迫ってきたままで、気まずくて視線を逸らしていた。
「どこからどー見ても宇佐神課長、井ノ上先輩を溺愛していて、しかもこんな指環までして結婚はしてないってどーゆーことですか」
「な、なんでだろー、ね……」
由姫ちゃんの追及の手は緩まず、怖い。
目を逸らしたままだらだらと変な汗を掻いた。
「それにイベントのとき、ルナさんが宇佐神課長と結婚するとか言っていたあれ、なんなんですか」
「先輩だけなら確証が持てないですが、宇佐神課長もおそろいの指環、してたので」
「うっ」
そうだった、龍志も昨日買った指環をして出勤しているんだった。
そりゃ、前から私と彼が付き合っているとみんな知っていて、イベントであんな騒ぎまであれば結婚したんじゃないかと疑われても仕方ない。
「あー、……結婚は、してない」
「どういうことですか」
書類を抱いたまま、由姫ちゃんが顔を近づけてくるのでつい、背中が仰け反った。
「いろいろ事情があっ、て」
どうにか笑って誤魔化そうとするが彼女は真剣な表情で迫ってきたままで、気まずくて視線を逸らしていた。
「どこからどー見ても宇佐神課長、井ノ上先輩を溺愛していて、しかもこんな指環までして結婚はしてないってどーゆーことですか」
「な、なんでだろー、ね……」
由姫ちゃんの追及の手は緩まず、怖い。
目を逸らしたままだらだらと変な汗を掻いた。
「それにイベントのとき、ルナさんが宇佐神課長と結婚するとか言っていたあれ、なんなんですか」