憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「でも、結婚はしてないって言うんですよ」
「まー、ペアリングでここに着ける人もいますからね」
話しながらCOCOKAさんは私の左手を取り、手のひら側から甲側からと指環をじっくり観察している。
というか、そんなに観察したいのならやはり、外したほうがいいのでは?
「でも、あの宇佐神課長なら井ノ上先輩の気持ちの確認ができたら即、入籍しそうじゃないですか」
「確かにそれはそうなんですが。
……七星お姉さま、ありがとうございました」
「あ、いえ……」
ようやく気が済んだのか、にっこりと笑ってCOCOKAさんが私の手を離す。
それに曖昧な笑顔で返し、自分の手を引き戻した。
「それにこの指環、プチプラのペアリングですよ。
それこそ宇佐神課長なら、拘った結婚指環にするに決まってます。
とりあえずペアリングで周囲を牽制、ってところじゃないですか」
「そうですね!
それなら納得です!」
ぱっと由姫ちゃんが明るい表情になる。
納得してくれたのは嬉しいが、さっきから私にはなにが起こっているのかまったく理解ができない。
「まー、ペアリングでここに着ける人もいますからね」
話しながらCOCOKAさんは私の左手を取り、手のひら側から甲側からと指環をじっくり観察している。
というか、そんなに観察したいのならやはり、外したほうがいいのでは?
「でも、あの宇佐神課長なら井ノ上先輩の気持ちの確認ができたら即、入籍しそうじゃないですか」
「確かにそれはそうなんですが。
……七星お姉さま、ありがとうございました」
「あ、いえ……」
ようやく気が済んだのか、にっこりと笑ってCOCOKAさんが私の手を離す。
それに曖昧な笑顔で返し、自分の手を引き戻した。
「それにこの指環、プチプラのペアリングですよ。
それこそ宇佐神課長なら、拘った結婚指環にするに決まってます。
とりあえずペアリングで周囲を牽制、ってところじゃないですか」
「そうですね!
それなら納得です!」
ぱっと由姫ちゃんが明るい表情になる。
納得してくれたのは嬉しいが、さっきから私にはなにが起こっているのかまったく理解ができない。