憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
いや、説明してくれたのだがそれでもやっぱり、私の理解を超えていて意味不明だった。
「とうとう、ペアリングですか……」
うっとりと由姫ちゃんが私の左手薬指を見る。
「井ノ上先輩が宇佐神課長みたいなしっかりした人にもらわれて、本当によかったです」
うんうんと頷くCOCOKAさんの目にも由姫ちゃんの目にもうっすらと涙が浮かんでいる。
「えっ、と……」
それを完全に困惑してみていた。
それに〝もらわれた〟って、結婚したわけではない。
「井ノ上先輩は格好よくて頼りがいがあって、みんなの憧れなんです」
同意だとCOCOKAさんが由姫ちゃんの言葉に頷く。
「でも、なにか悩んでるのに全然相談してくれないのが、淋しくて」
ちょっと困ったように由姫ちゃんは笑った。
「ほら、宇佐神課長が顔に傷を作って、そのあとふたり一緒に早退したりとかしてたじゃないですか。
聞いてもなんでもないって教えてくれないし。
まあ、宇佐神課長は井ノ上先輩を庇って話せないんだろうな、っていうのはわかったんですけど」
「とうとう、ペアリングですか……」
うっとりと由姫ちゃんが私の左手薬指を見る。
「井ノ上先輩が宇佐神課長みたいなしっかりした人にもらわれて、本当によかったです」
うんうんと頷くCOCOKAさんの目にも由姫ちゃんの目にもうっすらと涙が浮かんでいる。
「えっ、と……」
それを完全に困惑してみていた。
それに〝もらわれた〟って、結婚したわけではない。
「井ノ上先輩は格好よくて頼りがいがあって、みんなの憧れなんです」
同意だとCOCOKAさんが由姫ちゃんの言葉に頷く。
「でも、なにか悩んでるのに全然相談してくれないのが、淋しくて」
ちょっと困ったように由姫ちゃんは笑った。
「ほら、宇佐神課長が顔に傷を作って、そのあとふたり一緒に早退したりとかしてたじゃないですか。
聞いてもなんでもないって教えてくれないし。
まあ、宇佐神課長は井ノ上先輩を庇って話せないんだろうな、っていうのはわかったんですけど」