憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「警察に相談に行こうって話していたんだけど、それよりも前に龍志を彼氏と誤解したストーカーに襲われて刺されそうになったところを、龍志が庇ってくれてあの怪我をした。
あれは今でも、申し訳ないって思ってる」
完全に塞がっても龍志の頬の傷は少し見れば気づくくらい跡が残ってしまった。
軽く化粧すればわからないと笑いながら、龍志が毎朝、消しているのは知っている。
「愛ですね……!」
「は?」
ふたりがうっとりとした目をし、思わず変な声が出ていた。
「……すみません」
しかしさすがに悪かったと気づいたのか、ふたりは慌てて謝って姿勢を正した。
「とにかく。
ふたりとも無事っていうか、あの程度の怪我で済んでよかったです。
済んでよかったですけど、もっと周りを頼ってください。
ほんっとーにあのとき、みんな心配してたんですよ?
まあ、ストーカーとか言いにくいのはわかりますけど」
「ごめん」
申し訳ない気持ちでいっぱいになり頭を下げる。
他人に私がストーカー被害に遭っていると相談しても、笑われるのが怖くて言えなかった。
あれは今でも、申し訳ないって思ってる」
完全に塞がっても龍志の頬の傷は少し見れば気づくくらい跡が残ってしまった。
軽く化粧すればわからないと笑いながら、龍志が毎朝、消しているのは知っている。
「愛ですね……!」
「は?」
ふたりがうっとりとした目をし、思わず変な声が出ていた。
「……すみません」
しかしさすがに悪かったと気づいたのか、ふたりは慌てて謝って姿勢を正した。
「とにかく。
ふたりとも無事っていうか、あの程度の怪我で済んでよかったです。
済んでよかったですけど、もっと周りを頼ってください。
ほんっとーにあのとき、みんな心配してたんですよ?
まあ、ストーカーとか言いにくいのはわかりますけど」
「ごめん」
申し訳ない気持ちでいっぱいになり頭を下げる。
他人に私がストーカー被害に遭っていると相談しても、笑われるのが怖くて言えなかった。