憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
しかし、定年間際の男性部長とそれに追随する男性社員が大盛り上がりとなると誰も反対できなくなる。
「そこをなんとか……!
そのダッサイのをお洒落にするのが、KENEEさんの腕の見せ所じゃないですか。
というか、KENEEさんじゃないと無理です!」
『そ、そうかな……?』
私におだてられ、彼はまんざらでもなさそうだ。
なら、もう一押し。
「はい。
他の人じゃ無理です、できるのはKENEEさんだけです。
なので本当に申し訳ないんですが、どうかよろしくお願いします!」
見えないのはわかっていながら、勢いよく頭を下げた。
これはもう、気持ちの問題なのだ。
「……わかったよ」
はぁっと電話の向こうで、KENEEさんが苦笑い気味にため息をつく。
『七星ちゃんがそこまで言うなら、作り直してあげる。
でも、時間は作ってよね』
「ありがとうございます!
もちろんです!」
再び勢いよく頭を下げる。
これで、一安心だ。
もう一度、簡単に確認と打ち合わせをして通話を終える。
「……はぁーっ」
とりあえずなんとかなりそうで、ほっと息をついた。
「お疲れ」
「えっ、あっ」
「そこをなんとか……!
そのダッサイのをお洒落にするのが、KENEEさんの腕の見せ所じゃないですか。
というか、KENEEさんじゃないと無理です!」
『そ、そうかな……?』
私におだてられ、彼はまんざらでもなさそうだ。
なら、もう一押し。
「はい。
他の人じゃ無理です、できるのはKENEEさんだけです。
なので本当に申し訳ないんですが、どうかよろしくお願いします!」
見えないのはわかっていながら、勢いよく頭を下げた。
これはもう、気持ちの問題なのだ。
「……わかったよ」
はぁっと電話の向こうで、KENEEさんが苦笑い気味にため息をつく。
『七星ちゃんがそこまで言うなら、作り直してあげる。
でも、時間は作ってよね』
「ありがとうございます!
もちろんです!」
再び勢いよく頭を下げる。
これで、一安心だ。
もう一度、簡単に確認と打ち合わせをして通話を終える。
「……はぁーっ」
とりあえずなんとかなりそうで、ほっと息をついた。
「お疲れ」
「えっ、あっ」