憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
龍志のミラクルプレイで会社が損害を被るのは回避されたが、私にかけられた容疑はどうなったのだろう?
「お前たちもさっさと仕事へ戻れ」
ソファーに座り直し、追っ払うように邪険に専務が私たちへと手を振る。
「話は終わっていません」
しかし龍志は立ち上がるどころか、専務へ詰め寄った。
きっと私にも関係のある話だし、その場に残る。
「井ノ上に対する非難を撤回してください」
レンズの奥から真っ直ぐに彼が専務を見据える。
問題は解決したし、このまま私の件はなかったこととなるのなら、飲み込んで忘れてしまおうと思っていた。
けれど龍志は、私の名誉を守ってくれるのか。
「し、しかし、井ノ上くんが婚約者のいる君と付き合っていた事実は変わらない」
専務はしどろもどろになりながらも、自分の過ちを認める気はないらしい。
こんな人間の下で働いていたのかとさらに幻滅した。
「その件については先ほど説明したはずです。
悪いのはルナさんとの関係をはっきりさせないまま、彼女に付き合ってほしいと迫った私です。
彼女は本当につい先日までルナさんが私の婚約者だと知りませんでした。
井ノ上に謝ってください」
「お前たちもさっさと仕事へ戻れ」
ソファーに座り直し、追っ払うように邪険に専務が私たちへと手を振る。
「話は終わっていません」
しかし龍志は立ち上がるどころか、専務へ詰め寄った。
きっと私にも関係のある話だし、その場に残る。
「井ノ上に対する非難を撤回してください」
レンズの奥から真っ直ぐに彼が専務を見据える。
問題は解決したし、このまま私の件はなかったこととなるのなら、飲み込んで忘れてしまおうと思っていた。
けれど龍志は、私の名誉を守ってくれるのか。
「し、しかし、井ノ上くんが婚約者のいる君と付き合っていた事実は変わらない」
専務はしどろもどろになりながらも、自分の過ちを認める気はないらしい。
こんな人間の下で働いていたのかとさらに幻滅した。
「その件については先ほど説明したはずです。
悪いのはルナさんとの関係をはっきりさせないまま、彼女に付き合ってほしいと迫った私です。
彼女は本当につい先日までルナさんが私の婚約者だと知りませんでした。
井ノ上に謝ってください」