憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「あっちがそう出るなら、こっちからルナ、切ってやりましょう」
由姫ちゃんが広告宣伝部の半分ほどが私たちの幸せを見守る会とやらの会員だと言っていたが、あの様子だと本当のようだ。
それのなにが面白いのかやはりさっぱり理解はできないが、あれだけ私たちの心配をしてくれているのは不覚にも目頭が熱くなった。
「とりあえず切れる手札全部切って、井ノ上の名誉は回復してきた。
専務はルナとの契約を切ると言っていたし、すぐに正式に降りてくるだろう」
「よしっ!」
龍志の言葉を聞いて部署内が湧く。
「しばらくは取材の対応などで忙しいと思うが、よろしく頼む」
「はいっ」
全員が揃って返事をし、わらわらと各自の席に散っていく。
龍志は私の席へ行って荷物を回収し、戻ってきた。
「今の見ただろ」
「……はい」
休憩コーナーへと促されながら、苦笑いしていた。
「ああいう具合だから、七星がいると周りが仕事にならん。
悪いが今日は、帰ってくれ」
「了解です」
あれだと誰か彼が私に激励の言葉をかけてきそうだし、そうなると私も仕事にならない。
これは帰ったほうが正解だ。
由姫ちゃんが広告宣伝部の半分ほどが私たちの幸せを見守る会とやらの会員だと言っていたが、あの様子だと本当のようだ。
それのなにが面白いのかやはりさっぱり理解はできないが、あれだけ私たちの心配をしてくれているのは不覚にも目頭が熱くなった。
「とりあえず切れる手札全部切って、井ノ上の名誉は回復してきた。
専務はルナとの契約を切ると言っていたし、すぐに正式に降りてくるだろう」
「よしっ!」
龍志の言葉を聞いて部署内が湧く。
「しばらくは取材の対応などで忙しいと思うが、よろしく頼む」
「はいっ」
全員が揃って返事をし、わらわらと各自の席に散っていく。
龍志は私の席へ行って荷物を回収し、戻ってきた。
「今の見ただろ」
「……はい」
休憩コーナーへと促されながら、苦笑いしていた。
「ああいう具合だから、七星がいると周りが仕事にならん。
悪いが今日は、帰ってくれ」
「了解です」
あれだと誰か彼が私に激励の言葉をかけてきそうだし、そうなると私も仕事にならない。
これは帰ったほうが正解だ。