憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「私だってどれだけ龍志を思っているか見せたいのに」

「わるい」

笑った彼が私を抱きしめる。

「でも、その気持ちだけで十分だ」

私を抱きしめる彼の腕に力が入った。
それが嬉しくて幸せなのに、同時に酷くつらかった。

美味しい料理に舌鼓を打ち、お風呂は交代で入る。
あがって、下着をどうするか悩んだ。
普通の下着と由姫ちゃんとCOCOKAさんから押しつけ……選んでくれた超セクシーな下着と両方持ってきたが、どちらを着るべきか。

「うーっ」

ほぼ紐しかない下着を着るのは恥ずかしいが、なにもなかったとしてそのまま朝まで過ごして着替えればバレないはずだし。
……それに。

意を決して超セクシーな下着のほうを着る。
私だってもっと、どれくらい龍志を愛しているのか知ってほしい。

「頑張るぞー……」

自分を鼓舞してみたものの、声は小さくてガッツポーズはヘロヘロだった。

脱いだ服を片付けながら、袋の中をちらり。
そこにはCOCOKAさんたちに持たされた、絶倫マムシドリンクが入っている。
これを龍志に飲ませろと言われたが、それはなかなかハードルが高くないかい?
< 446 / 470 >

この作品をシェア

pagetop