憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
さほどしないうちになぜか周りの人たちにちらちら見られているのに気づいた。
……え、なんで?
不安になって袖を引き、龍志を見上げる。
彼も気づいているみたいで、少し不機嫌になっているようだった。
私と目があい、彼がわかっていると頷く。
必死になって原因を考えるが、思い当たる節はない。
しかしすぐに、聞こえてきた声で理由がわかった。
「すっごい美男美女」
「もしかしてモデルさんかなんかなのかな」
私たちをチラ見しながらこそこそ話している女性二人組に気づき、思わずふたりで顔を見あわせる。
「すっごい美男美女ってなんですかね。
確かに、龍志はイケメンですが、私は普通ですよ」
「は?
七星こそ美女だろ?
俺は人並みだけど」
話し終わった途端、ふたり同時に噴き出していた。
「俺たち、そんなに注目されるほど美男美女なんだ?」
「ま、私は龍志のメイクで下駄を履かせていただいてますが」
「え、俺は七星は絶世の美女だと思ってるけど?」
笑いすぎて出た涙を、眼鏡を浮かせて人差し指の背で拭いつつ、龍志がさらりと言ってくる。
「……は?」
……え、なんで?
不安になって袖を引き、龍志を見上げる。
彼も気づいているみたいで、少し不機嫌になっているようだった。
私と目があい、彼がわかっていると頷く。
必死になって原因を考えるが、思い当たる節はない。
しかしすぐに、聞こえてきた声で理由がわかった。
「すっごい美男美女」
「もしかしてモデルさんかなんかなのかな」
私たちをチラ見しながらこそこそ話している女性二人組に気づき、思わずふたりで顔を見あわせる。
「すっごい美男美女ってなんですかね。
確かに、龍志はイケメンですが、私は普通ですよ」
「は?
七星こそ美女だろ?
俺は人並みだけど」
話し終わった途端、ふたり同時に噴き出していた。
「俺たち、そんなに注目されるほど美男美女なんだ?」
「ま、私は龍志のメイクで下駄を履かせていただいてますが」
「え、俺は七星は絶世の美女だと思ってるけど?」
笑いすぎて出た涙を、眼鏡を浮かせて人差し指の背で拭いつつ、龍志がさらりと言ってくる。
「……は?」