憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
特に母さんから」
「でも……」
彼女は申し訳なさそうだが、安心させるようにできるだけ優しく微笑んでみせる。
「尊敬する兄貴の奥さんと息子だぞ?
俺が守るのが当たり前。
だから、なんでも頼ってよ」
「じゃ、じゃあ……。
よろしくお願い、します」
「うん。
義姉さんも少し、休みなよ。
顔色悪いよ。
今、倒れられないしさ。
なんかあったら起こすから大丈夫」
「じゃあ、お言葉に甘えて……」
息子の隣で横になり、彼女がうとうととしだす。
それを確認して、部屋を出た。
「龍志さん!」
通夜や葬式の段取りがどうなっているのか確認しに行こうとしたら、母に見つかった。
「喪主のあなたがうろうろしていては困ります」
「……は?」
母がなにを言っているのかわからず、穴があくほど顔を見つめていた。
「俺が……喪主?」
兄は結婚しているのだから、義姉さんが喪主に決まっている。
なのに俺が喪主とは本気なんだろうか。
「宇佐神家の葬儀ですからね。
あんな女に喪主なんてさせられません」
義姉を〝あんな女〟という母に激しい怒りが湧いたが、どうにか抑え込む。
「でも……」
彼女は申し訳なさそうだが、安心させるようにできるだけ優しく微笑んでみせる。
「尊敬する兄貴の奥さんと息子だぞ?
俺が守るのが当たり前。
だから、なんでも頼ってよ」
「じゃ、じゃあ……。
よろしくお願い、します」
「うん。
義姉さんも少し、休みなよ。
顔色悪いよ。
今、倒れられないしさ。
なんかあったら起こすから大丈夫」
「じゃあ、お言葉に甘えて……」
息子の隣で横になり、彼女がうとうととしだす。
それを確認して、部屋を出た。
「龍志さん!」
通夜や葬式の段取りがどうなっているのか確認しに行こうとしたら、母に見つかった。
「喪主のあなたがうろうろしていては困ります」
「……は?」
母がなにを言っているのかわからず、穴があくほど顔を見つめていた。
「俺が……喪主?」
兄は結婚しているのだから、義姉さんが喪主に決まっている。
なのに俺が喪主とは本気なんだろうか。
「宇佐神家の葬儀ですからね。
あんな女に喪主なんてさせられません」
義姉を〝あんな女〟という母に激しい怒りが湧いたが、どうにか抑え込む。